Apacheが動いているにも関わらず 81 番のポートにリクエストするのはスッキリしません。
http://xx.xx.xx.xx/aipo/ で動くようにしてみました。
参考にしたところ
Aipo を止めておく
[root@develop src]# /usr/local/aipo/bin/shutdown.sh
Shutdown Aipo.
jk_module をダウンロード
[root@develop ~]# cd /usr/local/src/
[root@develop src]# wget http://archive.apache.org/dist/tomcat/tomcat-connectors/jk/binaries/linux/jk-1.2.30/i586/mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so
–2010-10-25 14:35:34–
archive.apache.org をDNSに問いあわせています… 140.211.11.131
archive.apache.org|140.211.11.131|:80 に接続しています… 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています… 200 OK
長さ: 806485 (788K) [application/octet-stream]
`mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so’ に保存中
100%[=================================================================>] 806,485 149K/s 時間 6.2s
2010-10-25 14:35:41 (127 KB/s) – `mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so’ へ保存完了 [806485/806485]
さっきダウンロードした so に実行権をつけとく
[root@develop src]# mv mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so /etc/httpd/modules/
[root@develop src]# chmod u+x /etc/httpd/modules/mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so
[root@develop src]# ls -la /etc/httpd/modules/mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so
-rwxr–r– 1 root root 806485 3月 1 2010 /etc/httpd/modules/mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so
httpd.conf を編集
[root@develop src]# vim /etc/httpd/conf/httpd.conf
以下を追加
LoadModule jk_module modules/mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so
jk_module の conf を新規作成
[root@develop src]# vim /etc/httpd/conf.d/jk.conf
LoadModule jk_module modules/mod_jk-1.2.30-httpd-2.2.X.so <IfModule mod_jk.c> JkWorkersFile conf/workers.properties JkShmFile logs/mod_jk.shm JkLogFile logs/mod_jk.log JkLogLevel info JkLogStampFormat "{%a %b %d %H:%M:%S %Y}" JkOptions +ForwardKeySize +ForwardURICompat -ForwardDirectories JkRequestLogFormat "%w %V %T" </IfModule>
/etc/httpd/conf/workers.properties を新規作成
参考にしたところからのコピペです。
[root@develop src]# vim /etc/httpd/conf.d/jk.conf
<IfModule mod_jk.c> # ステータスワーカの定義 worker.list=jkstatus worker.jkstatus.type=status worker.jkstatus.mount=/jkstatus/* worker.jkstatus.css=/jkmanager.css # 使用するワーカの指定(負荷分散を使用) # !!注意!! # 負荷分散を使用する場合は以下のワーカリストにメンバーワーカを追加して # はいけない worker.list=lb # ワーカタイプを指定(負荷分散タイプを指定する) worker.lb.type=lb # 負荷分散ワーカの負荷の分散手法を指定する(Rはリクエスト数を元に分散する # 設定) worker.lb.method=R # 負荷分散ワーカにセッション維持をさせるかの指定 worker.lb.sticky_session=true # メンバーワーカがエラーの時にセッションID付きのリクエストを他のメンバー # ワーカへ転送するか否かを定義。trueの場合は500エラーを返し、falseの場合 # は他のワーカへ転送する worker.lb.sticky_session_force=true # エラー状態のメンバーワーカを使用しない時間間隔を指定する。この値は # worker.basic.maintainと関係する。worker.basic.maintainはリカバリ可能な # ワーカがいるかをチェックする処理(=グローバルメンテナンス)の起動間隔を秒 # 単位で指定している。 # (推測するに worker.basic.maintain <= worker.lb.recover_time とすると、 # 復帰可能となったメンバーワーカを使用するまでのタイムラグが少ないよう # に思う。但し、パフォーマンスへの留意が必要。) worker.lb.recover_time=10 # 負荷分散に加えるメンバーワーカを指定する。 # (複数のワーカを指定する場合はワーカ名をカンマ区切りで指定する。) worker.lb.balance_workers=member1 # 負荷分散メンバーワーカの共通設定を定義します。 # (後に設定するworker.<member worker name>.reference の項目で # 下記の設定を継承する。) worker.basic.port=8009 worker.basic.type=ajp13 worker.basic.socket_keepalive=true worker.basic.recovery_options=4 worker.basic.maintain=10 # JK-リモートホスト間通信チのソケットタイムアウト値の指定。リモー # トホストがそのタイムアウト値以内にレスポンスしなかったらJKはエ # ラーを起こし、リトライする。 worker.basic.socket_timeout=10 worker.basic.retries=2 # コネクションの確立後にウェブサーバがajp13上のリクエストにPINGを # 送信する。このパラメータはPONGの応答を待つディレイ時間をミリ秒 # 単位で指定する。 worker.basic.connect_timeout=10000 # ウェブサーバはリクエストの転送前にajp13コネクション上のリクエス # トにPINGを送信する。このパラメータはPONGの応答を待つディレイ時 # 間をミリ秒単位で指定します worker.basic.prepost_timeout=10000 # Tomcatがハングもしくはプロセスキルの状態になった場合、別のクラ # スタグループのTomcatにスイッチする。このパラメータはスイッチした # かどうかを確認する前にウェブサーバが転送したリクエストの応答を # 待つ時間をミリ秒単位で指定する。サーブレットを長時間稼動させる # 際には慎重な調整が必要。 worker.basic.reply_timeout=10000 worker.basic.activation=A # 負荷分散ワーカlb に加えるメンバーワーカを定義する。 worker.member1.host=127.0.0.1 # lb 用のメンバーワーカの共通項目をbasicから継承する設定。 worker.member1.reference=worker.basic # lb 用メンバーワーカの対応するjvm_routeの値を指定します。 # (Tomcat側の server.xml 内に記載されている Engineタグのプロパティにある # jvmRoute の値と同じにする必要がある。メンバーワーカ1つに対して1つの # Tomcatサーバが対応するように値を設定する必要がある。) worker.member1.route=0 # URIマップ # lb 用のURIマップをbasicを使って定義します # AIPO4 worker.lb.mount=/aipo/*
tomcat の server.xml を編集
これを編集すると動かないから server.xml は編集しなくてよい
###[root@develop src]# vim /usr/local/aipo/tomcat/conf/server.xml ### 変更前 ### <!-- You should set jvmRoute to support load-balancing via JK/JK2 ie : ### <Engine name="Standalone" defaultHost="localhost" debug="0" jvmRoute="jvm1"> ### --> ### ### 変更後(上下のコメント行を外して) ### <Engine name="Standalone" defaultHost="localhost" debug="0" jvmRoute="0"> ###
作業前に止めておいた aipo を開始する
[root@develop src]# /usr/local/aipo/bin/startup.sh
found temp directory
Starting Aipo Version 5.1.0.1
Aipo URL: http://xx.xx.xx.xx:81/aipo/
apache を再起動する
[root@develop src]# service httpd restart
以上です。
仕上げにファイアーウォールの設定で 81 番ポートを閉めておけば、よりスッキリします。